この想いを胸に、三味線奏者として、指導者として、
日々活動を行っております
音楽プレイリストや習い事の選択肢の中に、ごく自然と存在するものに
スマホを持ち歩くことくらい、「和」を身近なものに
急須でお茶を入れる
モノを大事に使う
"侘び寂びの心"は持続可能な暮らしに重要な一つの精神です
江戸時代の女性の習い事は華道、茶道、書道、歌道、そして三味線などの芸事だったそうです
唄は労働や娯楽、庶民の生活に溶け込み、根付いていました
日本人は三味線の音に、季節の虫の声と同様の風情を感じるようです
例えば、津軽三味線の音色に雪国の冬の厳しさを感じたり、故郷や若き日を懐かしんだりします
ただその音を聴く機会が減り、その感覚は心の奥底に眠ったままになってしまっています
特に民謡は超高齢化が進んでおり、民謡人口は年々激減しています
文化を絶やさないために新たな若い力が今必要です
「令」 = beautiful
「和」 = harmony
令和には"人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ"という願いが込められています
令和に、その先の未来に、
日本の美しい音を響かせ、日本文化を誇る気持ちを呼び覚ます
これが私の想いです
津軽三味線奏者
高崎将充